紅葉の火打山登山(2017年10月11日)

 10月11日に火打山に登ってきました。先日の谷川岳に続いて今回も紅葉が目当て。

 相変わらずペーパードライバーの私は登山口まで公共交通機関でアクセスします。火打山のメイン登山口は笹ヶ峰ですが、そこへはバスが通っています。

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 時刻表によると行きは8時10分に笹ヶ峰着、帰りは16時ちょうどに笹ヶ峰発です。笹ヶ峰~火打ピストンのコースタイムはヤマップによると9時間50分。これをなんとか8時間弱で乗り切る必要があります。

 夏の間に巻機山登山などで自分がどれだけコースタイムを縮められるか調べていて、今回は行けると判断してこのプランを実行しました。とはいえ、もちろん時間が足りなくなったら山頂を前にして引き返さなくてはいけません。今回は時間との戦いでした。 

 さぁ、当日朝、バスで笹ヶ峰到着。

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 笹ヶ峰には子供のころ夏によくキャンプをしに来ていたのですが、秋に来たのはおそらく初めてでした。久しぶりに訪れて驚いたのが紅葉の美しさ。

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 私の写真では伝わらないと思いますが、なんというか散らかっていないというか、それでいてとても色鮮やかでした。今まで見たことのない類の紅葉で、感動。

 時間があれば笹ヶ峰散策もしたいところでしたが、今回は上に書いたように時間との戦いなので、後ろ髪を引かれる思いで出発。

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 この登山口、いいですよね。門になっていて、さぁ行くぞ、という気持ちになります。

 登山口から標高2000mちょいの富士見平付近まで紅葉が見ごろでした。

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 黒沢橋もこの絶景。

 北アルプスが見える地点も所々にあり、紅葉とのコントラストがまた美しい。

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 登山口~富士見平間は十二曲がりという急登があり、火打登山で最もきついところだと思います。その区間を美しい紅葉に囲まれて歩くことができるこの季節、火打登山おススメです。

 富士見平を超えると傾斜がだいぶ緩やかになります。そして木々が少なくなり目指すべき火打が現れます。

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 中央の一番高いのが火打。その左が影火打で、さらにその左のおにぎりみたいな山が焼山ですね。

 しばらく歩くと高谷池に到着します。

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 ここまで登るともう紅葉は終わっていましたが、それでも山の池は美しいものです。

 高谷池を過ぎ次は天狗の庭へと向かいます。その途中火打が顔を出します。

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 なんとなくラスボス感・・・

 天狗の庭からは火打の景観が素晴らしいです。f:id:ktksm:20171012132837j:plain

 これまた私の写真では伝わらないのですが、是非実物を見に行ってほしい絶景でした。

 高谷池から天狗の庭までほとんど高低差がなく、天空の楽園という感じでしたが、天狗の庭を過ぎると最後の登りが待っています。

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 この最後の登り、なかなかきついです。富士見平までの急登で脚に溜まっていた疲労がドッと響いてきます。さらに空気の薄さの影響も出始め、息も切れ切れ。楽してピークは踏めませんね。

 それでも好天、絶景の中を歩けばキツさも気持ちいい。とうちゃこ~!

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 私が山頂に滞在していた間はちょうどガスが出てきていて、あまり周囲を見渡せませんでした。しかしこの時すでにまた登ることを決心するほど見どころが多く素晴らしい山だったので、見通しの悪さも気になりませんでした。

 かろうじて見えた焼山方面。

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 雲の中には雨飾山などがあるらしい。その展望はまた次回のお楽しみ。

 さて、今回の登山は時間との戦いだったのでした。山頂に到着したのは12時過ぎ、出発から3時間40分ほど経っていました。山頂で40分ほど昼食休憩し、13時前に下山開始、16時のバスまで3時間ちょっとという状況でした。登りのペースは悪くなく、この調子で下山すれば間に合いそうです。ある程度余裕を持って下り始めました。

 ちょっと下ったところで妙高山が見えました。

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 火打とセットで登られることが多い妙高山。私は今夏に登り厳しい登山になりましたが、またいつか登ってみたいな。

 余裕をもって下山開始したものの、思わぬアクシデントが発生します。日差しがめちゃくちゃ強くて、脱水症状気味になってしまいました。山頂で話したおじさんが、この時期にこんなに日差しが強くて暑いのは異常だと言っていたのですが、まさか如実に症状が現れるとは。しかもこの日に限って帽子を忘れてきていて、直射日光が厳しい。頭がクラクラしてきます。

 休憩したかったのですが、時間にそれほど余裕がないので歩きながら対処しました(毎回言ってる気がするけど、やっぱり時間に余裕がある登山にしないとだめですね)。水分を取りまくり、糖分や塩分も取り、頭にタオルを巻いて直射日光を防ぎました。その甲斐あってか徐々にクラクラが和らぎ、症状が消えていきました。

 今回の登山では合計2.6Lの水分を取りました。夏でもないのに一度の山行では恐らくこれまでで最多量、ちょうど持ってきていた全ての水分でした。登山前に500mLの水を持って行くか否かかなり迷い、結局持って行ったのですが、そうして本当に良かった。もし最後の500mLが無かったらどうなっていたか。

 脱水症状を乗り越えてからは比較的順調に下ることができました。脚に相当疲労がきていましたが、なんとか耐え。富士見平から先はやはり紅葉に癒されました。

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 いや~本当にきれいで、登山口付近を散策するだけでも十分楽しめる道です。

 最後は紅葉の中をルンルンで歩き下山完了。結局バス発車の15分ほど前でした。

 さて、今回のヤマップ記録。

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 累積標高上り下りがバグってヒマラヤ級になってますね。実際には2000mほどだと思います。

 活動距離16.9kmは日帰り登山としてはかなり長い方だと思います。実際登っているときもその道のりの長さを感じました。しかも高谷池と天狗の庭という天空の楽園を挟んで2回の登りあるので、登り応えがあります。しかしその分いろいろな表情の火打を見ることができました。そして高谷池と天狗の庭の景観は素晴らしかったです。見どころが非常に多い山だと思いました。

 今回の帰省では谷川岳火打山に登ることができました。両日とも天候に恵まれ素晴らしい紅葉を楽しむことができました。紅葉期の登山はこれが初めてだったのですが、私は夏よりもこの時期の方が好きかもしれません。夏も秋もそれぞれ美しさ良さがありますが、秋の方が涼しいですから、その点は確実に夏よりも好きです(今回は季節外れの暑さにやられてしまいましたが、それでも真夏よりはマシだったでしょう)。

 今年は春夏秋と山に登ってきて、雪山に登らない私の登山シーズンは残りわずかとなりました。残りのシーズンは雪が降るまで関西の山をちょこちょこ登ろうと思います。こちらの山はこれからが紅葉の見頃です。味わい尽くしたいです。

紅葉の谷川岳登山(2017年10月8日)

 昨日、両親と谷川岳に登ってきました。今回の登山は何といっても紅葉が目当て。

 朝家を出発し、10時過ぎに谷川岳ロープウェイ駐車場着、のはずが大混雑で1000台収容の駐車場になかなか入れません。紅葉シーズンに加えて3連休の中日だったので、1年で最も混んでいる日だった可能性が。なんとか駐車場に車を停め、ロープウェイで天神平へ。

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 あの双耳峰を目指します。

 天神平を出発したのは11時過ぎ。帰りのロープウェイの最終便は17時発なので、6時間弱で往復してこなければなりません。コースタイムは4時間30分なのですが、体力のない両親のことを考えると、時間的にちょっと厳しい状況に。まぁそれでも、もし山頂まで行けなくてもまた来ればいいか、ということで行けるところまで行くことに。

 天神峠付近は色づいていて綺麗でした。

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 やっぱり良い景色の中を歩くと気持ちいですね~。

 熊穴沢避難小屋を過ぎ、傾斜のあるガレ場に入ると、登山道は大混雑していました。

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 登山道で渋滞は初めての体験だったので、ちょっとびっくり。1000人以上が一本の細い登山道を登り下りするとこうなるのですね。下って来る人達とすれ違うときや鎖場を登るときは待ち時間が生じましたが、両親にはちょうど良い休憩時間になったようです。その間に水分や食料を補給しました。

 ガレ場を登り続け肩ノ小屋までもう少しというところ、渋滞に遭いながらも比較的順調に登ってきましたが、ここで父の体力が限界に近づいてきました。ロープウェイの時間制限がある中、水分や食料は全て私が持ち少しでも両親の負担を軽くしましたが、運動不足と季節外の暑さで急激にペースダウンしてしまいました。このままでは3人とも山頂にたどり着けずに引き返すことになるのは明白でした。相談の結果、父は天神ザンゲのところで休憩しててもらい母と二人で山頂を目指すことにしました。父は山頂に到達することにそれほど拘りがなく、むしろ早く休みたいようでした。

 もうだいぶ時間的余裕がなくなっていたので急いで登ります。

 肩ノ小屋を超えササ原へ。

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 景色は最高!

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 とうちゃこ~!

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 第一のピーク、トマの耳に着きましたが、双耳峰の谷川岳にはもう一つのピーク、オキの耳があります。是非そちらへも行きたかったのですが、時間がないので泣く泣く引き返すことにしました。

 トマの耳からみたオキの耳。

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 美しいですね、来年行こう。

 さて、すっかり体力回復した父を拾って、いざ下山。

 終ロープウェイまで2時間弱あったのでおそらく間に合うだろうと思っていたのですが、下りは登りの比じゃないほど予想以上の大渋滞でした。

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 天狗の留り場から熊穴沢避難小屋まで途切れることのなく人の列が続いていました。

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 上の写真、中央やや左に熊穴沢避難小屋の紅茶色の屋根が小さく見えるのですが、そこまでずっと並んでいます。登山道には鎖場がいくつかあるので、そこでどうしても列が立ち止まります。数歩進んでは止まりの繰り返し。これならオキの耳まで行ってても下山時間はそれほど変わらなかったなf^_^;

 予定外に時間を消費し、途中で終ロープウェイに間に合わなくなることが明白になりました。しかし逆にこれだけ人の列が続いていたら、ロープウェイを止めようがないだろうと、開き直ってしまいました。実際17時を大幅に過ぎてもロープウェイを動かし続けてくださり、従業員の皆さんには感謝感謝です。

 ロープウェイ乗り場にもこの大行列。

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 結局ロープウェイで駐車場まで下ったのは18時過ぎでした。

 さて、今回のヤマップ記録。

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 なんと言ってもオキの耳にたどり着けなかったことが悔やまれます。一番わかりやすい改善点は出発時間です。玄人登山者だったら日の出と共に出発するのも珍しくないと思いますが、私たちは昼前に登山開始ですからね。しかし、両親は登山初心者で登山頻度も少ないので登山用の生活スタイルに変えるのが容易ではなく、また今回は家から登山口までの道のりが長かったこともあり、仕方なかったかなとも思います。あとは父の体力の少なさもなんとかしたいですが、これもなかなか難しい問題。まぁ今後登山を続けていくうちに変えていけたら良いですね。

 今回は渋滞という初めての体験もすることができました。これまでも立山や丹沢、大山(鳥取)など登山者の多い山はいくつか登ってきましたが、登山道が広かったり歩きやすかったりしていて、渋滞になることはありませんでした。谷川岳は狭い道と鎖場が渋滞を引き起こしていましたね。渋滞になったら進むのが本当に遅くなる可能性があるということを学ぶことができてよかったです。今後はそういう可能性も含めてプランニングしていきたいですね。

 紅葉は期待に違わず美しかったです。山の紅葉は山頂部から徐々に下の方へと進んでいくので、同じ山でも紅葉シーズン中で異なる表情を見せてくれるでしょう。今回の谷川岳は上部、稜線部が見ごろでしたが、中腹が見ごろの時期にも行ってみたくなりました。

 というわけで、来年も谷川岳に登ります。今度はオキの耳まで、また紅葉シーズンに、西黒尾根から登ってみたいな。

 

草津白根山登山(9月16日)

 9月16日に両親と草津白根山に登ってきました。

 草津白根山は今年の6月に火山活動の警戒レベルが引き下げられるまで広範囲の入山規制がされ、周辺の国道なども通行禁止になっていたそうです。現在では警戒レベルが1つ引き下げられ入山規制も緩和、標高2000mくらいの地点まで車で登ることができます。

 草津白根山には3つのピークがあるようです。「本来は白根山が正式名称であるが、他の白根山と区別するため、草津を配して呼ばれる。また、近隣の逢ノ峰本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171mの本白根山が最高峰となる。」(Wikipediaより)

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 地図上にも白根山と逢ノ峰、本白根山がありますね。現在入山規制がされているのは白根山の湯釜周辺半径500mです。したがって地図にある湯釜へ最接近するルートは通行禁止になっていました。それ以外のルートは通行できます。6月の規制緩和以前は湯釜の半径1kmが立入禁止だったため、国道も通行止めになっていたのですね。

 また草津白根山百名山にもなっていますが、この場合は本白根山のことを言うようです。しかし、本白根山への登山道もなぜか通行禁止されていました。地図上の「!」マークがある所です。噴火警戒とは関係ないと思うのですが、なぜでしょうか。代わりに地図上の「旗マーク」がある所が「日本百名山 本白根山展望所」になっていて、ここが山頂代わりのようです。

 ところで、私は今回の山行をYAMAPに記録するのを忘れていたため、ルートのデータなどがありません。簡単に文章で説明しますと、レストハウスから逢ノ峰を時計回りに巻いてロープウェイ山頂駅へ、そこから本白根山への登山道を反時計回りで進み、途中遊歩道最高地点へと寄り道した後、「日本百名山 本白根山展望所」の到着、鏡池を経由するルートでロープウェイ山頂駅に戻りました。山頂駅からは逢ノ峰を時計回りで巻いてレストハウスへと戻りました。

 さて、当日、レストハウス脇の駐車場まで車でgo。長野側から国道を登っていったのですが、道は登山者以外の観光客で大盛況。草津白根山は登山をしなくても綺麗な湯釜を見ることができますし、近くには一大観光地、志賀高原があります。最近では雲海が見られることでも有名らしいです。幸いにも私も大迫力の雲海を見ることができました。

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 「雲のナイアガラや~」(脚色あり)と隣で母が言いました。実際に、本当に滝のように雲が流れていて、絶景でした。

 これを見られただけでも来た甲斐がありますが、今回の目的は登山。本白根山へ向け出発!

 登山道は緩やかでとても歩きやすい。そもそも出発点のレストハウスが約2000mで本白根山が2171mですからね、ほとんど標高差がない。体力がない両親でも安心です。

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 木々が色づき始めていました。9月末ごろに紅葉の見ごろでしょうか、今度はそのころに行きたいな。

 少し歩くと「火口」に着きます。

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 これもなかなかの迫力で両親は喜んでいました。よかった。

 火口周りに「日本百名山 本白根山展望所」があります。この岩の上。

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ここ。

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 ここが山頂代わりかな?しかし、結局本当の本白根山がどれなのかはよくわかりませんでした。地図から判断すると、下の写真の中央奥の緑色のピーク、あれが本白根山だと思われます。

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 この写真は展望所から撮ったものです。中央の茶色いピークは「本白根山遊歩道最高地点」でそこまで歩いて行けます。

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 地図によると、かつてはこの周辺から本白根山への登山道があったと思うのですが、見つかりませんでした。もうずっと立ち入り禁止なのかな。

 この「日本百名山 本白根山展望所」や「本白根山遊歩道最高地点」周辺は展望が良くて歩きやすい道が整備されていて、さすが百名山という感じ。この日はとにかく雲海がきれいでした。

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 絶景を眺めながら昼食を取り、下山しました。

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 帰りのルートもよく整備されていました。今度は紅葉最盛期に来るぞ!

 レストハウス到着後、湯釜へささっと登山。

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 雲と湯釜のコントラスト!幻想的でした。

 

 さて、上に書いた通り、今回はYAMAPの記録がありません。

 草津白根山、登りやすく、絶景も楽しめ、とてもいい山でした。もしかすると百名山の中で一番簡単に登れるのでは?危機的に体力がない父も満足していました。「簡単に登れて景色もいい、こういう山がいいなぁ」と。でもそんな山めったにないですよね^_^;なにはともあれ、これからも家族で登山を楽しみたいです。

 

 

巻機山登山(2017年9月4日)

 記事にするのが遅くなりましたが、9月4日に巻機山に登ってきました。

巻機山(まきはたやま)は新潟県南魚沼市群馬県利根郡みなかみ町の境、三国山脈にある標高1,967mの山。日本百名山のひとつ。』(Wikipediaより)

 登山口までの移動に公共交通機関を利用する私は、毎回バスや電車の時間を念頭に置いて登山計画を立てます。巻機山の登山口(清水)にあるバス停の時刻表は下。

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 行きは7時20分清水着のバスで決まりですが、問題は帰りです。清水発の便は13時45分発と18時40分発しかありません。巻機山のコースタイムは9時間近いので13時45分のに間に合わすのは厳しそう、しかし18時40分発に乗るには時間が余りそうというところ。沢口というバス停まで下りれば、間にさらに2便ありますが、清水から沢口までは約5kmの道のりがあり、歩いたら1時間くらいかかりそう。バスに乗るために登山後にこれを歩くのはきつそう。というわけで、帰りは18時40分発のバスを基本とし、状況に応じて変更することも選択肢に入れ登ることにしました。

 さて、出発。

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 写真奥右に緩やかな山が見えますが、それは「ニセ巻機」というらしく、その向こうに本当の巻機山が隠れています。

 車道を30分ほど登って駐車場の脇にある登山口に。

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 自家用車だったらここからスタートできるわけだし、登山するにはやっぱり車を運転できると便利ですね。時間制限もないし。ペーパードライバーを卒業しよう。

 登山道は前半は林道を登っていきます。途中から粘土質になり滑りやすいですが、それ以外は危険なところもなく、いいコースです。

 これはたしか五合目付近から撮った天狗岩。

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 中央のそそり立っている岩がそれです。私の写真ではあまり伝わらないと思いますが、実物はなかなか大きいです。

 登山道は6合目を過ぎたあたりで木々が無くなり、笹道になって視界が開けます。同時に目の前にピークが現れます。

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 立派な山容でこれが巻機山かと思うのですが、そうではなく例の「ニセ巻機」です。本当の巻機山はこの向こう。

 ニセ巻機は九合目です。

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 ニセ巻機から本当の巻機山を望む。

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 ニセ巻機から巻機山までは気持ちのいい稜線歩きを楽しめます。きっと多くの人はこれを楽しみに登ってるんだろうな。もちろん私も。

 稜線の途中でニセ巻機を振り返る。

 

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 稜線を楽しんでいるとあっという間に巻機山山頂着。

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 上の標識から稜線を右に数百メートル行くと石が積んである地点があります。

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 実はこちらの方が標識がある所より標高が高く、真の山頂らしい。

 山頂付近の展望。

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 最高に気持ちいいです。

 下の写真右にある建物はニセ巻機、巻機山間の鞍部にある避難小屋とトイレです。

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 どちらもキレイで、一泊して絶景を堪能したくなります。

 

 山頂に到着したのは、11時直前でした。出発してから約3時間半で、予想よりはるかに早い到着でした。ここでにわかに、冒頭に書いた13時45分発のバスに間に合う可能性が浮上しました。

 迷いました。今から超特急で下れば13時45分発のバスに乗り、日が暮れる前に帰宅できるかもしれない。しかし、もし間に合わなかったら次のバス18時40分まで待ちぼうけ、あるいはさらに1時間歩いて下のバス停まで下ることになる。しかも、今すぐ下りるとなると、巻機山の周りにある牛ヶ岳や割引岳への稜線歩きをせずに下りることになる。それなら、18時40分発のバスにして、ゆっくり周りの山々への稜線歩きを楽しんだ方が良いのではないか。

 悩めば悩むほど時間が無くなってしまうので、このときの欲求に従うことに。なぜかこの日は早く家に帰りたかった。稜線歩きは次回楽しもう。

 というわけで急いで下山開始。しかし、登りで脚の筋肉が予想以上に疲弊していたようで、踏ん張りがきかない。私としてはかなりハイペースで登った結果、筋肉が疲れ切ってしまっていたようだ。

 ここで、脚、特に膝のために休憩したい、でも休憩するとバスに乗り遅れる、というジレンマに陥ってしまう。登山計画には余裕を、とあれだけ反省していたのに全く生かしていない(-_-;)

 増大する膝の痛み、迫りくるバスの時間、休まないとだめだ、このままだとまた膝が悪化する、と思いながらも、なにかに取りつかれたように下り続けた。粘土質の登山道に滑り転びながらも下り続けた。ついに登山口駐車場まで下りたが、刻々と迫る時間。最後の力を振り絞ってバス停まで走る。脚に鞭打って車道を走る。

 しかし無情にもバスは私の数十メートル前を走り去っていった―

 悲しみに打ちひしがれた。膝を犠牲にして走ったのに、結局間に合わないなんてorz

 次のバス、18時40分まで待っている気がしなかったので、下のバス停まで歩くことにした。しかし、疲れ切った脚にはこれが予想以上にキツカッタ。約5kmの道のりの最後の2kmは歯を食いしばって歩いた。たった一歩踏み出すのに歯を食いしばる日が来るとは思わなかった。少しでも元気が出ればいいなと思い、途中から音楽を大音量で流しながら歩いた。AmazonMusicで洋楽をランダムに流していたのだが、Bonjoviの『it's my life』が流れ始めたときにはテンションが上がった。

 なんとか下のバス停までたどり着き、無事に帰宅しました。

 さて、今回の山行記録。

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 今回の反省点

・登りで頑張りすぎると、下りで筋肉が持たない。結果膝を痛める。ペースを守って登ることが大切。

・行動を迷ったときの一つの指針として、時間的余裕がある方の行動を選ぶ。

・車の運転の練習をしよう

 

 膝はこの半年間で最悪の状態になりました。とはいえ、一番ひどかった昨年末に比べるとだいぶいいと思います。たぶん軽いランニング程度ならできますし、登山も1,2週間でできるようになると思います。それと右大腿四頭筋と思われる筋肉も傷めましたが、これも1,2週間安静にしておけば、良くなると思います。紅葉シーズンには間に合うはず。

 今回も反省点が多い登山となりましたが、巻機山はいい山です。尾根ルートは危ない箇所が少なく、景色が良くて気持ちいい稜線歩きを楽しめます。また登りたいと思います。

四阿山~根子岳登山!

 今日は四阿山根子岳に登ってきました。登山記を書きます。

 

 両親が長野に用事があったので、ついでに車で登山口まで送ってもらうことに。天気が回復しているか心配でしたが、杞憂でした。

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 ほぼ快晴!やっぱり登山は晴れてる日にするに限りますね。晴れてるだけでテンション上がります。

 ちなみにこの写真は登山道入ってすぐのところから撮影したもの。登山道は最初牧場の横を通ります。長閑な雰囲気。

 さて、まずは四阿山を目指します。

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 牧場の横を通り過ぎ、林道に入ってすぐ、ガサガサという音、見ると大きな動く物体が!?

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 一瞬クマかと思って激ビビりしましたが、鹿っぽい生物でした。写真だと伝わらないと思いますが、実物はかなり大きかった。もし攻撃されたらかなわないなぁと思いつつも、呑気に写真を撮ってしまいました。なにはともあれ、無事でよかった。

 前回の妙高山登山の反省から、今回の登山では自分の中で納得できるまでクマ対策を講じました。それでもやはり怖いものは怖いですね。今回の登山でも例によってしばらく一人っきりの道のりが続き、心細かったです。まぁでも前よりは余裕を持てたかな。

 登山道は林道と笹を掻き分けるような道が交互に続き、標高が上がるにつれ徐々に開けた場所が増えてきます。そしてそこからは遠くに日本アルプスが望めます!

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 さすがに存在感があります。

 しばらく登ると中四阿という地点に。

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 写真左の岩のところがそれです。ここが一つのピークになっていて、写真中央奥の四阿山には少し下ってからもう一度登っていきます。

 中四阿からは根子岳がよく見えます。

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 薄々気づいていたのですが、私、この黄緑色大好きです。この色の根子岳を見ただけで思わず涙が出そうになりました。洗われた・・・

 さて、とりあえずは四阿山頂へ。あと少し。

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 山頂。

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 山頂からの眺めは抜群です。

 浅間山

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 眺めは抜群と書いておきながら、他にろくな写真を撮っていなかった・・・実際には、アルプス山脈の北から南まで、美ヶ原、霧ヶ峰八ヶ岳草津白根山、全部見えました。是非登って見てみてください。運が良ければ富士山も見えるらしいのですが、今回は見えず。

 さて、山頂で腹ごしらえをし、次は根子岳へ!

 四阿山をしばらく下ってから、この登り道。

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 美しいです。もう季節はほとんど終わっていたのですが、初夏にはたくさんのお花が咲いているようで。今度は満開の季節に来てみたいな。

 絶景の登山道ですが、四阿山の登りで疲れた脚には響きます。ゆっくりペースで、途中で四阿山を振り返りながら。

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 四阿山は木に覆われているのに、根子岳には木が少ないの、なぜだろう。

 などと考える余裕もなく、ヒーヒー言いながら山頂へ。

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 こちらも四阿山同様、360度大パノラマ。しかし、例によっていい写真がなく、とりあえずアルプス山脈だけ。

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 根子岳からはアルプス山脈が北から南までよく見え、その長さに驚かされました。あの雄大さには理屈抜きで惹かれるものがある。今年は一度もアルプスに行けてませんが、行きたいなぁ。

 さて、下り。登山口の菅平牧場へ。このルートはとても歩きやすく、あっという間に下ることができました。この菅平牧場⇄根子岳往復なら私の両親でも行ける。いい山を発見できました。お子さん連れの家族登山にもオススメです。

 今回の山行記録。

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 今回はスタート時間がやや危険なくらい遅かったのですが、割と快調に登ることができて、事なきを得ました。といっても、急いで登ったわけではありません。意識したのは歩幅を小さくすること。これは登山における基本的な歩き方だと思うのですが、いままでの私はじれったくつい大股で歩いていたのでした。それが体力の消耗に繋がり、結果的に長い時間がかかることに繋がっていた可能性が高いです。小さい歩幅はじれったいですが、淡々と登っていればいつの間にか大きく前進できている。一種の急がば回れですね。

 今回の登山は、自分の中で大きなショックだった妙高登山からどれだけ改善できたかがポイントでした。相変わらず単独行だし、すべての反省点を改善できたわけではありませんが、クマ対策、歩き方、天候判断で前進することができました。その結果とても気持ちの良い山行になりました。やっぱり山っていいですね。

 今後も試行錯誤しながら山に関わっていきたいです。