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ふるさと歩き

 こんにちは。今日も地元を散歩しました。

 以前の散歩に関しては下の原風景の記事を書きました。

ktksm.hatenablog.com

  今回歩いたのは、子供のころよく通った原風景周辺ではなく、もう少し成長してからよく通っていた道。具体的に言うと、高校時代によく過ごした場所です。

 原風景は郷愁を駆りたて切なさを誘いますが、今日歩いた辺りは高校時代によく通った場所ということで、切なさを感じました。高校時代にあまりいい思い出がないからですw

 いくつか写真を貼ります。

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 2枚目から4枚目にある公園は、日本三大夜桜の一つに挙げられる名所で、花見の季節には全国から観光客が訪れます。見どころがほとんどない故郷ですが、この桜だけはガチ勢です。そこらへんのお花見スポットとはレベルが違う。

 ちなみに私の地元の高校は、ほとんどがこの公園の周辺に存在しています。私もその中の一校に通っていました。したがって、下校時には当然お花見デート、する相手がいませんでしたね、ええ。ええ。

 私は今は山にハマっていますが、子供のころは川が好きでした。日本全国の川名を覚え、家族で旅行に行ったときに近くに大きな川があると見に連れて行ってもらってました。高校時代には川ブームはとうに過ぎ去っていましたが、それでも通学時などはなんとなく川沿いの道を通ったものです。1枚目や5枚目の写真にある川を見ると青春時代を思い出します。

 前回散歩したときも感じたのですが、かつてよく通った道を久しぶりに歩くと、記憶がどんどん甦っていって、脳が喜びますね。今日は、一歩一歩踏み出すたびに記憶が甦っていくときの感覚が、脳内でシナプスがものすごい勢いで連結しだしているように感じられて、1人でうおおおおおおってなってました。

 実は私には現在故郷が3つあります(勝手にそう思っているだけです)。その第3の故郷には2年ほど訪れていないのですが、来月に旅する予定です。そのときにも、うおおおおおおってしたいです。

【mont-bell】バックパック購入!【キトラパック】

 こんにちは。今回は先月購入したバックパックについて書きます。実はスキー場バイトに行く前に、念願の登山&旅用バックパックを購入していました!

 以前もちょこっと書きましたが、昨年登山を始めたばかりの私は、登山用のバックパックを持っておらず、通学用のものを使い回していました。そのため、雨による色落ちに悩まされることもありました。↓このときなど。

ktksm.hatenablog.com

  そして、より重要なことに、そのバックパックは通学用に作られたものなので、長時間重い荷物を背負うことが想定されておらず、ヒップベルトが無いのでした。つまり荷物の全重量を肩で背負うことになっていたのでした。昨年の立山登山の時などは歩いていて肩がとても痛くなることがありました。

ktksm.hatenablog.com

  そういうわけで私はずっと登山用バックパックを欲していました。しかし登山を始めたばかりの昨年はいわば「お試し期間」で、バックパックはとりあえず普段用のもので使いまわせるものを使い、もし登山にハマって来年もやる気満々だったら専用のを買おうと思っていました。結果、見事にハマって今年も登る気満々なのです。

  さて、バックパックを選ぶにあたり、どのメーカーにするか悩んだのですが、正直どれがいいのかわかりませんでした。容量や機能の点では各社とも豊富な製品を出している現状で、メーカーを選ぶ際に最も差が出、最も重要な点は背負い心地(主観的心地よさと、実際に負荷を分散させる機能があるか)だと思うのですが、これは実際に背負ってみないと判断できません。1人1人体格が違いますからね。そこでメーカーは、店舗がたくさんあって価格も安く以前にも利用したことがあったモンベルに暫定的に決め、お店で実際に背負って心地よかったら買うことにしました。

 メーカーをモンベルに決めてから、候補はチャチャパック45L、キトラパック40L、リッジラインパック40Lに絞られました。日帰り登山か1泊2日の小屋泊登山用です。

チャチャパック

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キトラパック

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リッジラインパック

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 自分が初心者であること、登山以外にも旅などで使用する予定であること、デザインを考えると、機能性が高く2気室にすることも可能なキトラパックが第一候補かなという感じでしたが、お店で実際に物を見て決めようと思っていました。

 そして先月下旬にお店に行って店員さんにいろいろ相談をしたり背負ったりしました。背負い心地に関しては、結果から言うと、私の体格に合っていたのか3製品とも良かったです。

 私はそれまで登山用バックパックを背負ったことがありませんでした。そのためパンフレットなどに「ヒップベルトによって重さを肩だけでなく腰にも分散する」などと書かれているのを読んでも、いまいちピンと来ませんでした。しかし、今回実際に背負ってみてわかった気がします。肩だけでなく腰、背中、胸全体にくっつく感じ。「バックパックは着るもの」とよく言われますが、それに近い感覚が得られたと思います。お店では重りを入れて背負わせてもらったのですが、肩だけでなく上半身全体で背負うので重さを感じにくかったです。

  背負い心地が良かった時点でいずれかのバックパックを購入することに決めました。次の問題はどのバックパックにするかです。これも結果から言うと、総合的に判断してキトラパックにしました。

 チャチャパックはキトラパックとデザインも機能も似ていますが、45Lという容量がちょっと大きすぎ、またデザインの赤いラインが実物を見るとあまり好みじゃなかったのでやめました。

 リッジラインパックは今シーズン発売されたばかりの新製品ということでした。こちらはキトラパックと比べると生地の強度が高く、また一枚生地で作られているため軽量で防滴性能も優れているということでした。そのため備え付けのバックカバーも上部のみを覆うものになっています。それで十分ってことなんでしょうね。デザインは全体的にシンプルで、ヒップベルトにポケットがついていないなど機能もシンプルになっています。どちらかというと上級者向けのバックパックという印象を持ちました。

 キトラパックとリッジラインパックではどちらにするかけっこう迷いましたが、機能の充実とデザインの好みからキトラにしました。リッジラインはシンプルでやはり玄人向けという印象。また旅行などにも使用することを想定していたわたしには、機能が充実しているキトラパックが合っていると思いました。

 キトラパックゲットだぜ!!!

 ここでわが輩の可愛いキトラちゃんを簡単に紹介します。

 購入直後。

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 まだ命を吹き込まれていない。

 トップリッドを外した図

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 外したトップリッドはウエストポーチにもなります。

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 サブバッグとして使えるかな。

 パックの中はこんな感じ。

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 これは2気室時。ジッパーの操作で簡単に2気室、1気室を変更できます。

 パック前面下部にはトップリッドを開けずに下の荷室にアクセスできるジッパーがついています。

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 底部にはレインカバーが収納されています。

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 背面 

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 通気性に優れた構造になっています。 

 背面には「3Dフィット・ステー」が入っています。

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 これを自分の骨格に合わせて曲げ調整することで、身体にフィットさせることができます。ぴったりフィットさせればまさにバックパックを「着る」ことができます

 ところで、私はスキー場での住み込みバイトに、キトラを背負っていきました。キトラに入れた物をここに挙げたいと思います。

・スキーウェア(パンツのみ)

スキーゴーグル、手袋

・制服長ズボン2着

・パーカー1着

・セーター1着

・ズボン1着

・バスタオル2枚

・タオル3枚

・下着2日分

・靴下4足

・スリッパ

・ハンガー

・ボックスティッシュ

・ドライヤー

 ・洗面道具

・シャンプー

・本『利己的な遺伝子』(厚い)

・充電器類

・筆記用具

・メモ帳

・その他小物類

 すんげぇ入る。40Lってこんなに入るんだと驚きました。しかも背負うとめっちゃ軽く感じる。これは感動もの。

 バイト終わり、実家へ向かう電車内で。

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 実物は5割増しでカッコいいです。我ながら、まじカッコいい!!!

 これで私も憧れのバックパッカーデビューです!!早くキトラと旅したい!!!

 

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mont bell キトラパック 40

原風景

 こんにちは。昨日からかつてなく腰が痛いです。バイトで酷使したためですが、ちょうどバイトを辞めた翌日から痛みが出始めたのが不思議です。もう少しバイトを続けていたらどうなっていたのだろう。。

 昨日は実家で昼寝などをして過ごし、疲労を回復しました。これで疲労はほとんどとれました。今日は運動不足にならないよう、腰の様子を見ながら軽くウォーキングをしてきました。子供のころ家族でよくサイクリングや散歩をしていた道を歩きました。

 写真を何枚か貼ります。まさに私の原風景です。

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 私の原風景は田んぼのイメージが特に強いです。田んぼが広がる景色を見るととても郷愁を感じます。懐かしくて少しせつないこの感じ。日本はちょっと郊外に出ると田んぼが広がっていますので、電車旅などをするときはよく郷愁に浸っています。

 ところで、日本の田んぼの面積が広いことを考えると、田んぼが原風景の人はけっこう多いのかもしれません。となると、実は多くの人が私と一緒に郷愁に浸っているのでしょうか。あるいは田園風景は「日本の原風景」とさえ言えるかもしれません。となると、日本人の大多数は田んぼが広がる景色を見ると郷愁に浸っている?

 それはさておき、今回歩いた道のなかには、実に10年以上歩いていない道もありました。子供のころは毎週のように通っていた道なのに。それだけ長い期間が空くと、同じ風景を見ていても印象が当然変わってきます。

 今回私が久しぶりに故郷を歩いて感じたのは、「小さい」。田んぼや川や神社へと続く階段が物理的に小さい。田んぼや川はもっと広大で、階段はもっと長いイメージがありました。これはまあ最後に訪れたときと比べて自分の身体が大きくなったからでしょう。きっと多くの人が人生のどこかで同様のことを感じるのだと思います。ただ、私は、今日見た風景がこれまで心の中にあった広大な田んぼの原風景のままであってほしかったかな。。。

 なにはともあれ、これだけのスピードで変わりゆく世の中において、いまだに原風景そのものがほとんど形を変えずに残っていることは幸せなことなのでしょう。ちょっと郷土愛が増しました。

スキー場バイト終了!

 いやー昨日の稀勢の里すごかったですね。14日目の相撲を見て、千秋楽もどうせ負けだろうと思い、結果はチェックしていなかったのですが、ツイッターに「稀勢の里優勝」と流れてきてびっくり。本当に奇跡的な結果だと思うけど、勝負事ってけっこうこういう事が起こる気がする。なにはともあれ、いいもの見せてもらいました。

 一方で照ノ富士はちょっとかわいそう。日本人だったらあんなに非難されないだろうに。。。

 

 話は変わり、昨日の夕方ついにスキー場での住み込みバイトが終了して、昨夜実家に戻ってきました。今回のバイト生活について簡単に振り返りたいと思います。

・想定外の条件

 今回のアルバイトは、就労前に労働条件についてそれほど詳しく確認せずこんなものだろうと想定して臨んだのですが、実際は想定とけっこう違っていました。

 一番想定外だったのは、労働時間の長さ。朝6時半から夜22時過ぎまで働くこともあり、肉体的に割とギリギリでした。前回住み込みでバイトしたところは、日給制ということもあり労働は1日8時間までと決められていたのですが、今回のところは時給制で労働時間は実質制限なし。てっきり今回も8時間制限があると思っていたのですが、甘かった。

 この長時間労働により、給料を想定より5万円ほど多くもらえることになりそうです。これはうれしい誤算。一方で休日に疲労困憊でほとんどスキーをできなかったという誤算も。せっかくスキー場で働いていたのに、休日に滑ったのは1日だけという。もう少し滑りたかったな。

・スキー

 休日に滑ったのは1日だけと書きましたが、その理由には疲労以外にも意外とスキーが面白くなかったということもあります。一日滑って、満足してしまったというか、今年はもうこれでいいかなと思ってしまいました。滑った時間が遅くて(ナイターに滑ったためほとんどのリフトは動いていなかった)コースが一定だったり、シーズン終盤で雪質が悪かったりしたことも影響したかもしれません。たぶん来シーズンも一回は滑りますが、いまのところ新たな趣味にはならなさそう。

・膝

 このブログに度々書いてきた膝痛について。今回のバイト生活を通して、痛みとの付き合い方が分かってきた気がします。

 今回のバイト生活では、1日2万歩以上歩く労働、通勤時に登り下りする必要のある急坂、スキーという、膝に負担がかかる要素がありました。これらから膝の調子を探った結果、私の膝痛の症状は、医者に行くようなものではないが、少なくとも100%健康な状態ではない。痛めているのは靭帯で(どの靭帯かは判別できない)、そこに負担がかかる行為を行うと痛みが出る。これが完治するものなのか、完治にどの程度の時間を要するものなのかはわからない。しかし、日常生活と登山をするにおいては、「正しい歩き方」と「膝に負担がかからない姿勢」を守っているかぎりは、痛みが出ることはない。当分は「正しい歩き方」と「膝に負担がかからない姿勢」をとにかく守り、それらを維持できるように徐々にトレーニングを積めばよい、と自己診断できました。

・苦悩

 前回バイトをしたときもそうだったのですが、今回も仕事関係で様々な苦悩を抱えました。その内容は主に、自分が仕事をできないことと、コミュニケーションが苦手なこと。

 仕事ができないことに関しては、私の要領が悪いのと身体が出来上がっていないのが主な原因です。要領に関してはこれ以上書くことはなく、身体に関しては、上にも書いた長時間立ちっぱなし動きっぱなしの労働に堪える身体です。前回のバイトでもそうでしたが、労働に堪える筋肉、体力がつくのにバイトを始めてから2,3週間かかります。バイトを始める前の堕落した生活のせいでもあるでしょう。身体が出来上がるまでは、どうしても仕事量が少なくなります。

 コミュニケーションについては言うまでもないでしょう。

 苦悩は前回も今回もけっこう深く、今回のバイト生活では休憩時間に椎名林檎の『ギャンブル』を聴いて共感を得たりしていました。

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 それでも下の記事に書いたように、苦悩を通して成長することができます。

  

ktksm.hatenablog.com

  おそらく次も苦悩すると知っていながら、夏休みにはまた住み込みでバイトをするでしょう。

 ・好影響

  バイトをすると自分の自由に使える時間が貴重になるから、その時を濃密に過ごすことができるようになりますよね。また、仕事に要求されるスピード感のおかげで、動きや頭の回転が速くなったり。

 このような好影響をバイトを辞めた後の学生生活にもたらすことはできないだろうか。バイトを辞めちゃうと元の堕落した生活に戻ってしまいがち。長期休暇中だけでなく普段からバイトするのもありかなぁ。

 ・仕事

 今回のバイトは接客業とはいえ、基本的にやることは毎日同じことの繰り返し。正直言って退屈でした。前回のバイトは接客業ですらなく、同じことを繰り返しやる仕事でしたので、そのときよりはマシでしたが。

 この経験から、自分が将来携わりたい仕事がなんとなく浮かんできました。それは、なにかをつくり出したり、目標に次々に挑戦したりしていく仕事です。達成感を得られる仕事と言い換えることができるかもしれません。

・・・そりゃ皆そう思ってるか。

カメムシ研究

 こんにちは。引き続きスキー場でバイトをしてます。
ktksm.hatenablog.com

 ところで、残念なことに、いま住んでいる寮はカメムシがよく出ます。廊下には、壁に張り付いていたり床に転がっているものが何匹もいます。入寮したてのころ、寮の人がみなスリッパを履いているのを見て寒いからだと思っていたのですが、床に転がっているカメムシを直に踏まないためだと、幾ばくもなく気がつきました。また、どこから入ってくるのか、部屋にもよく出現します。入寮した日に、なにも知らずに部屋の障子を開けたら、上からカメムシの死骸が数匹降ってきて発狂しかけました。前の住人が障子の上の隙間をカメムシの死骸置き場にしていたようです。こんな状況なので部屋のなかはカメムシ臭く、当初はかなり気分が悪かったです。
 私は虫嫌いですので、カメムシの存在に気がついたときには、とんでもないところに来てしまったと思いました。しかし、今ではだいぶ慣れて、部屋内に何匹か居ても気にならなくなりました。また、カメムシの生態も少しわかってきました。そこで、カメムシが発生する環境で暮らさなくてはいけない虫嫌いの人の参考になるように、私がカメムシと生活して学んだ対策をここに記しておきたいと思います。

カメムシが出たら
 カメムシが出たらどのようにして排除するのがいいでしょうか。虫を触るなんてもっての他、できれば見たくもないという人が思いつくのは、掃除機で吸う方法ではないでしょうか。しかし、これは得策ではありません。なぜならカメムシを掃除機で吸うと、掃除機の排気がカメムシ臭くなるからです。私の寮の掃除機はすでにそうなってしまっていましたが、予想以上に強烈です。その掃除機で部屋内を掃除しようものなら、掃除中はもちろん、掃除後もしばらく口で息をする羽目になります。代わりの方法を検討しましょう。
カメムシは動きが遅い
 幸いなことにカメムシは動きが遅いです。ゴキブリとは違って目にも止まらぬスピードで走ることはありません。カメムシを見つけたら慌てず恐れず対峙しましょう。
 私の同僚は空のペットボトルでカメムシを捕まえるという方法を採用していました。動きが遅いカメムシの上から空のペットボトルの口の部分を被せます。しばらくするとカメムシはゆっくりとペットボトルの中を登り始めます。そうしたらペットボトルを取り、逃げないうちに蓋をします。これで封印完了、あとはゴミ箱にポイするだけです。
 これは失敗可能性が低くなかなか優秀な方法で、多くの人から採用されているようです。しかし私はあまり好きではありません。まず第一に、カメムシをしばらく見ていなければいけないこと。この方法ではカメムシが透明なペットボトル内を登っていることを確認する必要があります。虫嫌いの人はこのわずかな間カメムシを見ることも避けたいでしょう。第二に、空のペットボトルより多くカメムシが出現すること。ペットボトルがなければ如何ともしようがありません。私は別の方法を模索しました。
カメムシは危機察知能力が低い
 多くの同僚に採用されているペットボトル法を好きになれなかった私は、他の方法を探しました。その結果、部屋に出た虫を捕まえる際に最も一般的だと思われる方法に回帰しました。ティッシュを手に捕まえる方法です。
 再び幸いなことに、カメムシは危機察知能力が低いです。そもそも人間に見つかることを恐れないし、物の動きにも鈍感です。視覚が発達していないのかもしれません。
 動きの遅さと危機察知能力の低さを突く方法がティッシュ法です。カメムシは数センチのところにティッシュを広げた手を持ってきても、何でもない様子でいます。だからじっくり狙いを定めることができます。あとは勇気を振り絞って、バッ‼動きが遅いので取り逃がすことはほぼありません。
 ティッシュ法の難点は、手と虫が近いことだと思います。握り潰すときには手に感触が残るかもしれませんし、狙いが外れたら虫と直に接触する可能性も孕んでいます。それゆえに私もティッシュ法以外の方法から試していたのでした。
 しかし、前者はティッシュを4枚以上重ねれば解決しますし、後者は上述の弱点があるカメムシの場合は心配する必要がありません。私はカメムシ対処にはティッシュ法をおすすめします。
・油断は大敵
 ティッシュ法によってカメムシ対処に頭を悩ますことはほとんどなくなりました。しかしだからといって油断は禁物です。カメムシはゴキブリのように飛ぶことができます(スピードは遅いですが)。そして人間を恐れないカメムシは、しばしこちらに向かって飛んできます。特に黒などの濃い色の服を着ているときは要注意です。私はやはり入寮したてのころ、カメムシの空撃を受けてやはり発狂しかけ、思わず手に持っていたスマホを放り投げました。失敗可能性が限りなく低いティッシュ法を手にいれても、不測の事態に備えて集中力を持ってカメムシに対峙することが必要です。
カメムシは暖かいところが好き
 そもそもカメムシが部屋に出なければそれに越したことはありません。冬限定の話ですが、カメムシを部屋に引き寄せにくくする方法はあります。それは部屋の気温を低くすることです。
 カメムシも人間と同じで、冬は暖かいところが好きなようです。部屋を暖房で暖めると、カメムシが出現する頻度が格段に上がります。ある日ストーブをつけて本を読んでいたときにふと横を見たら、カメムシがベッドの下からひょんと出てきてストーブの前に移動し暖まりはじめて、人間みたいだなとちょっと親近感がわきました。
 冬にカメムシが部屋にやってくる最大の要因は暖かさだと思います。ですので、防寒具などを着こんで暖房をつけずにいれば、部屋でカメムシと遭遇する回数はかなり抑えられると思います。寒さをとるかカメムシをとるかですね。
・どうしても耐えられない人は
 ここまでカメムシが出たときの対処法とカメムシを出さないための工夫について書いてきましたが、極度の虫嫌いの人は、同じ空間に虫がいると思うだけでムリ!かもしれません。そのような人が引っ越した先がカメムシ部屋だったら・・・どうしてもカメムシ寮に入寮しなくてはいけなくなったら・・・カメムシに対する意識を変える必要がありますね。
 なが~い目で見ると、私たち人間とカメムシは親戚のようなものです。あなたとあなたの兄弟、姉妹、いとこが共通の祖先(両親や祖父母)を持つように、あなたとカメムシも共通の祖先を持っています。ただその祖先にたどり着くまでにちょっと多めに家系図を遡らなくてはいけないだけ。
 遺伝子だってかなりの部分共通のものを持っています。ヒトとチンパンジーのゲノムは98.5%が同じと言われていますが、ヒトとカメムシだって数十%は同じはずです。遺伝子の発現機構だってDNAの複製機構だって代謝経路だって私たちと同様です。見た目は違うけど、中身は私たちと何ら変わりはありません。それもそのはず、かつては同じ種だったのですから。
どうですか、ちょっとカメムシが身近に感じられてきませんか。

 以上で私がカメムシ部屋で2週間生活して得られたカメムシ対策説明は終わります。上にあるように、カメムシはゴキブリなどに比べると非常に対処しやすい虫です。もしあなたがカメムシ部屋で暮らすことになっても決して気落せずに、粛々と対処してみてください。