TOEICで900点を取るための勉強法

先日、5月20日に実施されたTOEICの結果が発表されたので、確認したところ920点でした。 私は、手順を踏んで効果的な勉強をすれば、ほとんどの人が900点を取れるようになると思います。そこで、点数が伸びずに悩んでいる人のヒントになるように、私がオススメ…

本の購入いろいろ

私は、本は基本的に大学の図書館で借りて読んでいます。まず図書館で借りて読んでみて、繰り返し読むことになると思ったもの(特に面白いものや思考力を養えるものなど)は購入します。 先日、どうしても購入したい本があったのですが、その本は絶版になって…

『総合的研究』シリーズ~オススメ高校数学参考書~

高校数学を復習したいと思い、受験生の時に買った『本質の研究』シリーズを改めて読んだ。これは現在は『総合的研究』シリーズに改訂されているものである。 この本は理論解説と問題演習から成る。著者曰く、理論解説は、少し固苦しい教科書調の説明と、著者…

電子書籍と紙書籍【kindleを買うべきか否か】

電子書籍リーダーのkindleが発売されて久しいですが、最近はますます電子書籍が普及していってますね。これだけ普及するのには当然電子書籍の長所があるわけですが、他方で読書は紙媒体でないとイヤという人も多いと思います。私もどちらかというと紙で読む…

ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー【書評】

『ゲノム編集の衝撃』NHK出版 2016年7月発行 著者 NHK「ゲノム編集」取材班 目次 序文 「ゲノム編集とiPS細胞―人類の未来のために」山中伸弥 はじめに 第一章 生物の改変が始まった 第二章 ゲノム編集、そのメカニズム 第三章 起爆剤、クリスパーキャス9~…

ドキュメント 滑落遭難

『ドキュメント 滑落遭難』山と渓谷社 2008年発行 著者 羽根田治 1961年埼玉県生まれ。フリーライター。山岳遭難や登山技術の記事を、山岳専門誌『山と渓谷』や書籍などで発表している。また、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている。 目次 富…

『山に登る前に読む本』能勢博著【所感】

『山に登る前に読む本』 ブルーバックス 2014年発行 著者 能勢 博 信州大学大学院医学系研究科スポーツ医科学講座教授。1997年京都府立医科大学卒業、京都府立医科大学助手、イェール大学博士研究員などを経て現職。信州大学山岳科学総合研究所・高地医学・…

『コンピューターで「脳」がつくれるか』五木田和也著【書評】

『コンピューターで「脳」がつくれるか』 技術評論社 2016年9月発行 ・著者 五木田和也 2011年千葉工業大学卒業。2012年株式会社ウサギィに入社。現在株式会社ウサギィの執行役員、テグザム株式会社のCTO。大学では機械学習、画像認識など人工知能関連技術の…

『人工超知能が人類を超える シンギュラリティ―その先にある未来』台場時生著

前記事に続いてシンギュラリティ関連の本です。 『人口超知能が人類を超える シンギュラリティ―その先にある未来』 日本実業出版社 2016年3月発行 ・著者 台場時生 某大学理工学部准教授。研究分野はロボット工学。 ・目次 はじめに 序章 シンギュラリティを…

『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』松尾豊著【所感】

『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』 KADOKAWA 2015年3月発行 著者 松尾豊 東京大学工学部卒業、同大学院博士課程修了。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て現在、東京大学大学院工学系研究科准教授。…

ポレポレ英文読解プロセス50~おすすめ英語参考書~

以前、オススメの英語参考書を紹介しました。 今回はそれに続く第2弾です。 『ポレポレ英文読解プロセス50』 西きょうじ著 また西氏の本です。この人の語学書は素晴らしいものが多いです。 本書の位置づけは、前回紹介した『英文読解入門基本はここだ!』…

英文読解入門基本はここだ!~おすすめ英語参考書~

最近、英語の勉強をやり直そうと思い、受験勉強で使っていた英語の参考書を何冊か読み直しました。英語の参考書にはお気に入りのもが何冊かあったのですが、改めて読んでみるとやはりいいなと思ったので、紹介します。 『英文読解入門基本はここだ!』 著者 …

『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』福岡伸一著【所感】

『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』木楽舎 2009年発行 著者 福岡伸一 1959年生まれ。京都大学農学部卒。同大学大学院農学研究科博士後期課程修了。ロックフェラー大学研究員、ハーバード大学医学部研究員などを経て、現在、青山学院大学教授。専攻は分子…

自分を知るための哲学入門

『自分を知るための哲学入門』ちくま学芸文庫 1993年発行 ・著者 竹田青嗣 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学国際教養学部教授。 ・目次 まえがき Ⅰ 第1章 哲学”平らげ”研究会 第2章 わたしの哲学入門 Ⅱ 第3章 ギリシャ哲学の思考 第…

『生物と無生物のあいだ』福岡伸一著【書評】

『生物と無生物のあいだ』 講談社現代新書 2007年発行 著者 福岡伸一 1959年生まれ。京都大学農学部卒業。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。ロックフェラー大学研究員、ハーバード大学医学部研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学…

眠れなくなる進化論の話~ダーウィン、ドーキンスから現代進化学まで全部みせます~【所感】

『眠れなくなる進化論の話』技術評論社 2011年12月発行 ・著者 矢沢潔 他 ・目次 第1章 最初の科学的進化論・誕生と顛末 第2章 ダーウィンの自然選択への道程 第3章 ダーウィニズムに対置するユニーク理論 第4章 ダーウィニズムは黄昏から再興へ …

『新しい免疫入門』審良静男著【所感】

『新しい免疫入門』 ブルーバックス 2014年12月発行 著者 審良静男 1953年生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。現在、大阪大学免疫学フロンティア拠点長・教授。 黒崎知博 1955年生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博…

『ことばと文化』鈴木孝夫著

『ことばと文化』岩波新書 1973年発行 ・著者 鈴木孝夫。1926年生まれ。1947年慶応義塾大学医学部予科卒業。1950年同大学文学部卒業。言語社会学専攻。 ・目次 まえがき 1 ことばの構造、文化の構造 2 ものとことば 3 かくれた基準 4 ことばの意味、こと…

『じぶん・この不思議な存在』鷲田清一著【所感】

『じぶん・この不思議な存在』講談社現代新書。1997年発行。 著者 鷲田清一。京都大学文学部卒、同大学院博士課程修了。哲学・倫理学専攻。 目次 プロローグ 1-爆弾のような問い 2-じぶんの内とじぶんの外 3-じぶんに揺さぶりをかける 4-他者の他者…