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立山滞在記(2016年夏)②

登山

 前回に引き続き、立山滞在記②です。前記事はこちら。

ktksm.hatenablog.com

 今回は私が実際に登った山を紹介していきたいと思います。

・浄土山

 浄土山は立山三山の一角ですが、その中では一番マイナーな山かもしれません。立山登山者の大多数は、室堂から雄山に登ってまた室堂に引き返すというルートを取るので、浄土山方面へ向かう人は少数です。しかし、人が少ないがために登ってみるとある良いことが起こる可能性が高いです。これについては後述します。

 室堂から浄土山へは岩場を登っていきます。と言っても、特に技術はいりません。手を使って登っていけば、特に危険もなく登ることができます。

 中腹にて。

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 『もののけ姫』に出てくる山猫たちの巣のような景色。あ、もののけ姫好きです。

 山頂からは雄山から別山までを見渡せて、なかなかいい景色です。

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 手前から順に雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂岳、別山で、別山の奥には剱岳も見えます。この写真では下の方に欠けている登山道を下っていくと、右下に写っている一ノ越山荘へと行くことができます。

 山頂から南東には龍王岳があります。

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 ここを右巻きに五色ヶ原への登山道が続いています。

 また南西方面には立山カルデラが見られます。

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 写真では伝わりにくいですが、実物は迫力があります。

 ところで、立山といえばライチョウが有名ですが、わたしは「ライチョウ見るなら浄土山」という格言を作りました。それほど見られる可能性が高いです。それも一羽や二羽ではなく、たくさん見ることができる可能性があります。

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 これが先述の良いこと。これはやはり人が少ないからでしょうね。人が多い雄山や室堂などではほとんど見ることができません。

 

・雄山

 「立山といえば雄山」とも言えるくらい、多くの人に登られています。室堂からは、整備された道を一時間弱登って一ノ越に向かい、そこからガレ場を一時間ほど登れば登頂できます。

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 これは一ノ越~雄山間のちょうど中間地点から撮った雄山。3000m級の山の中では、簡単に登れる山の部類に入るようです。夏場には毎日のように小学生が学年単位で登っています。また、室堂から身体一つで登っている人も見かけます(わたしはお勧めしません)。

 山頂には神社があり、500円払うと入場できます。神主さんの説法を聞き、御神酒を飲むことができます。「3003m」の看板が立っているのもここです。

 また山小屋もあり、カップラーメンを買うことができます(お湯も入れてもらえます)。山頂で食べるカップラーメンは、ウマい!

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  山小屋へはヘリコプターで物資を届けているようです。

 眺めも抜群です。

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 右手前から、浄土山、龍王岳、鬼岳、獅子岳、五色ヶ原、そして奥には薬師岳笠ヶ岳も見えます。

 室堂平も一望できます。

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 安全に登ることができて標高も高くて景色も良い、多くの人に登られるのがわかります。

 

・大汝山、富士ノ折立。

 前述のように、大多数の立山登山者は、雄山まで登ると来た道を室堂へと引き返しますが、雄山からはさらに大汝山、そして富士ノ折立へと進むこともできます。大汝山は立山の最高峰。

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 雄山(3003m)よりちょっと高いんですね。

 山頂から雄山(南西)を望むとこんなかんじ。

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 山頂神社がよく見えますね。遠くには槍ヶ岳穂高連峰も見えます。

 また北を向くと富士ノ折立から別山、そしてその奥に剱岳が見えてきます。

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 剱岳の存在感すごい・・・

 黒部ダム(通称くろよん)もよく見えます。

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  あんなに大きなくろよんがこんなに小さく見えるなんて。

 山頂には休憩所もあり、ココアなどを飲むことができます。また、非常時には宿泊もできるそう。

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 布団干し日和。

 富士ノ折立。大汝山からちょっと歩くと目の前に現れます。

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 このゴツイ山容。登山道が整備されておらず、急な岩場を登る技術が必要です。この先の真砂岳にはここを左に巻いて行くことができるため、技術の無いわたしは富士ノ折立には登りませんでした。今度行ったら登ってみたいな。

 

・真砂岳、別山

 真砂岳は富士ノ折立と別山の間にある山。富士ノ折立方面から歩いていくと難なく登ることができます。尾根を歩く登山道は広くなだらかで、足元もしっかりしていて歩きやすいです。

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 ところが、この真砂岳で1989年10月に遭難事故が起こり、8人が低体温症で亡くなっています。厳冬期でもないのにこれだけの大事故が発生するとは、山の怖さを教えられます。

 別山は立山三山の一角。真砂岳からは一度下ってまた少し登らないといけません。

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 山頂に着いたら、「会いたかったよ、べっさん」と言うのが慣例らしい。

 南側を見ると真砂岳から浄土山まで見渡せます。

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 そして、なんといっても別山からは剱岳の眺めが素晴らしい。

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 わたしはこれで剱岳に一目惚れしました。まるでゴジラの背中のような尾根。いつか登ってみたいですね。

 

・室堂平

 最後に、山ではないですが室堂平についても書きたいと思います。この室堂平も見どころは満載です。

 見てください、この絶景!

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 まるで天国のようだ。登らずに下から眺めているだけでも充分ですね。

 みくりが池。

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 逆さ立山が映ります。

 地獄谷。

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 これももののけ姫に出てきたような風景。火山ガスや温泉が湧き出ています。そう、室堂の宿には温泉があります。最高!

 以前は谷まで降りて行けたようですが、わたしが滞在していた時は硫黄濃度が高く、通行禁止になっていました。

 テント場。

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 このテント場は浄土山、立山、真砂岳、別山、大日三山に周りを囲まれていて、まさに絶景です。写真では伝わりませんが、ものすごく迫力があります。一か月間の滞在でわたしが最も圧倒された景色かもしれません。

 室堂は基本的に雲の上です。

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 雲の下には富山平野があります。

 夕陽も雲に沈んでいきます。

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 この夕陽を見ながら女の子と語り合えば、意気投合できること間違いなし!?

 立山は夕陽に照らされて染まります。

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 ふ、ふつくしい・・・・

 この他、わたしは見なかったのですが、星空もとても綺麗らしいです。

 これだけの見どころがある室堂、散策し温泉に入りゆっくり過ごす、なんて日々を送ってみたいですね。

 

 以上で2回に渡った立山滞在記を終わります。魅力たっぷりの立山、来年も行こうかな。

 ではでは、良いお年を。