大文字山登山(銀閣寺口~霊鑑寺口)

 前記事で今日帰省すると書きましたが、実家に連絡したところ母親が具合が悪くインフルの可能性があるということで、延期しました(検査した結果違ったようです)。それで今日時間ができたので、トレーニングがてら大文字山に登ってきました。

 何気に今年初登山。膝が心配でちょっと躊躇われましたが、最近買ったスマホで登山アプリを使ってみたい気持ちが強く、実行。私はこれまで登山アプリを使ったことが無かったのですが(昨年は存在すら知らなかった)、昨年最後の登山で愛宕山に登った時に話したおじいさんに「YAMAP」というアプリを教えてもらいました。GPSで今いる位置を地図上に示してくれるということで、使いたくてうずうずしていましが、残念ながらそれ以来登山の機会はなく。

 実際に使ってみるととても便利ですね。はじめて通るルートの分かれ道で迷いそうなときに役に立ちました。また、歩行時間や距離、消費カロリーなども表示してくれますし、山行を活動記録として写真と共に残すこともできますし、他の人と共有もできます。

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 こんな便利なものを知らなかったなんて。ほかにもいくつか類似のアプリがあるようなので、今度使ってみたいですね。

 さて、今回は登りは銀閣寺口から。ここから登るのは2回目ですが、前回登った時に行われていた工事が終わり、登山道がちょっと変わっていたような?覚えてないや。登山道は前日降った雨でぬかるんでいましたが、淡々と登り、大の字から一枚。

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  京都市街一望。

 今登山は防風効果のある服を着ずにやりすごしたのですが(持ってきてはいた)、大の字の開けたところに出た途端、強風に体温を奪われて焦りました。と言っても、低山なので高が知れていますが、風は怖いですね。凍えるように山頂を目指し再び林道へ。林道は木々が風を遮ってくれて全然寒くないですね、実感しました。

 山頂の木にひっそりかけられた三角点看板。

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 さて、山頂まで来たところで、また大の字から銀閣寺口に戻るか、別ルートから下るか迷ったのですが、「YAMAP」もあることだし、別ルートで行くことに。霊鑑寺口を目指しました。大文字山は登山口が7,8か所くらいあると思いますが、霊鑑寺口は最もマイナーかもしれません。大多数の人が銀閣寺口から登るのは明らかですが、次に多いのは山科方面か法然院口のような気がします。

 霊鑑寺口ルートは登山道が狭く、片側が崖のようになっているところもあり、けっこう注意が必要です。ただ、個人的には見どころが多く、今まで登った銀閣寺口ルート、法然院口ルートより気に入りました。

 こういうふうにまっすぐ伸びている木々、好きです。

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 嵐山の竹林にも似た雰囲気。

 ちょっと下りるといきなり石碑が建っていてびっくりしました。

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 けっこう大きいです。左のものは3メートル以上あったと思います。

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 俊寛という人物は、ググったところ、平安時代の僧で鹿ヶ谷(霊鑑寺口周辺の地域)に住んでいたが、平家打倒の陰謀に加わっていたことを密告され、流刑にあった人らしい。

 このルートで一番驚いたのは、大きな滝があったこと。

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 大文字山にこんな大きな滝が!?と思うほど大きいです。滝つぼが何処かわかりづらく、その場所により滝の高さはけっこう変わってきますが、私の独断で言うと、20メートルほどあったでしょうか。ここはまた来たいですね。

 このルートは木橋が何本かありました。

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 けっこう細いし、雨で濡れていると滑りやすいので注意。

 登山口まで下りると、そこは独特の雰囲気でちょっと怖かった。

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 肝試しとかできそうなかんじ。日が落ちるころにぜひ行ってみてください。

 山頂から霊鑑寺口へ下りるルートは分かれ道がけっこう多くて、「YAMAP」に助けられました。

 今回のルート。

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 さて、約2か月ぶりの登山でしたが、やはりちょっと体力が落ちていました。思うようにトレーニングできていなかったので仕方ないですね。コツコツやります。

 それと膝ですが、痛いです。安静時の状態で比べると明らかに良くなっていたのに、山を歩くと悪かった時と同様の痛みが出る。これは今回の登山で一気に悪化してしまったということでしょうか、あるいは、完治しない限りこの程度の痛みは出るということなのでしょうか。そろそろ病院行こうかな・・・

 前記事にも書きましたが、今春はスキー場でバイトをすることになり、当然スキーも楽しみたいと思っています。しかしスキーは膝に負担がかかります・・・はたしてどうなることやら。やっぱり病院に行った方がいいかな?でも医者にかかるの嫌いなんだよな~

 

【京都の山の登山記】

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