スキー場バイト

 3月初めからスキー場にて住み込みでバイトをしています。スキー場でのバイトと言っても、私は基本的にゲレンデにあるホテルのレストランのホールで働いているので、業務内容はそれほど特殊ではありません。普通のホテルでのレストラン業務とさほど変わらないと思います。ただ、ときどきスキーコース上にあるレストランに配属されることがあって、そのときはゴンドラやスノーモービルに乗って出社しスキーで滑って退社するという、ちょっと特殊な環境になります。

 そんなわけで、私は10年間スキーをしていなかったのですが、10年ぶりのスキーが退社中になるという珍しい経験をしました。しかも両手に制服や靴を持っているため(程よいサイズのリュックサックを持って来ないというミスをしていた)ストックは無し。かつてスキーをしていたころも初級者だったのにこのような状況で10年ぶりに滑ることになり、正直かなり不安でしたが、いざやってみれば案外なんとかなるもので、転ばずに下りることができました。昨日は2回目の退社スキーをしましたが、ストックが無いなかでどうすれば安定するのか試行錯誤しているうちに膝を使うのが重要だということに気がついて、一気に10年前よりもうまくなった気がします。休みの日にたくさん滑ってもっとうまくなりたいものです。

 住み込みでのアルバイト生活は、朝が早く夜は遅いですので、身体的にキツイです。ホール業務はそれなりに身体も動かすので、まさに「食べて寝ないと死ぬ」という意識になり、なによりも食事と睡眠時間の確保を優先することになります。娯楽の時間を取る余裕は精神的にもほとんどありません。(持って来た本は全然読めていないし、昨日までamazonでkindle4000円引きキャンペーンをやっていたのを、私としたことがキャンペーン終了5分前に知って(知ったのも本当に偶然だったが)、驚きと動揺と一瞬の躊躇のうちに購入間に合わず。)これはもしかすると、社会人にとっては当たり前のことなのかもしれません。ずっと学生でいたいな・・・

 今回のバイトは、私にとって2度目のバイトですが、いい経験になっています。今の自分にできることと苦手なこと(特に人とのコミュニケーションにおいて)が明確になりました。さらに、苦手なことでも繰り返して慣れていくうちにある程度できるようになることがわかりました。また、前回のアルバイトの経験が様々な場面で生かされることがわかりました。今回のアルバイトの経験も将来必ず生かされると思います。

 上のような気付きは、なにかと悲観的な私にとっては珍しく非常に前向きなもので、これらを得られただけでも来た甲斐があります。苦手なことばかりで閉じこもりたくなっちゃうことはよくあるけど、そういうときこそ思い切って挑戦すれば少しずつできるようになる。自分には向いてない、なんて決めつける必要はない、大体のことは経験しているうちにできるようになる。(そう考えると、ときどき見かける「(就活にむけて)自分を分析しよう」みたいな文句は、下手すると若者の可能性を狭めることになるだろう。)

 今回のバイトはあと3週間ほど。ずっと挑戦的でありたい。