藤井聡太四段29連勝新記録達成!!!

 藤井聡太四段が竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段に勝ち、連勝記録を29に伸ばしました。連勝記録の新記録達成です。しかもデビューから負けなしです。すごすぎてもうなんも言えねぇ!

 今夜のNHKのニュース9や報道ステーションを見ていたら、番組内で二、三十分藤井四段の対局が取り上げられていました。信じられないです。全国ニュースでこんなに長時間将棋の話題が取り上げられるなんて。

 上の記事にも書きましたが、今回の相手だった、増田康宏四段も天才です。16歳という若さでプロ棋士になり、藤井四段がプロになるまでは現役で最年少のプロ棋士でした。藤井四段と共に次世代を担う棋士です。増田四段は今日の対局前にコメントを残されていたようですが、相当気合が入っていたようです。これから長きにわたってライバルになる相手と、連勝新記録がかかった対局で当たるのですから、いやでも気合が入るでしょうね。

 天才二人がぶつかった今日の対局、序盤は周到に研究してきたであろう増田四段がポイントを奪います。そのまま増田四段やや有利とみられる形勢で中盤戦に突入しました。しかし、藤井四段苦戦かと思われた局面からの、藤井四段の指し手が強かった。ギリギリで手を作って、気がつけば一方的に攻める展開に。結局そのまま寄せきってしまいました。対局内容の詳細については、別記事で書こうと思います。

 さて、これで連勝記録がどこまで伸びるのかが注目されますが、次の相手はこれまた次世代を担う天才、佐々木勇気五段です。「また天才か」「天才の濫用じゃないか」と思われるかもしれませんが、本当にプロ棋士の中でも数少ない天才です。藤井四段がどんどん勝ち進んでいるので、自然と相手も勝ち残ってきた強敵が多くなるんですね。佐々木五段も増田四段と同じく16歳という若さでプロ入りしました。高校一年生でプロ入りしたわけですが、そんなに若くしてプロ棋士になれる人なんて、プロの中でもほんの一握りです。私は佐々木五段が小学生のころ同じ大会に出たりもしましたが、そのころから天才と言われていました。佐々木五段は現在22歳ですが、最近では王位戦でタイトル挑戦まであと一歩のところまで勝ち進むなど、実力はもうトップ棋士と同等だと思います。

 そしてさらに、佐々木五段は、藤井四段の27、29連勝目の対局の際に、対局前と終局後に藤井四段の対局室を訪れ、藤井四段を熱い目で見ています。バチバチに意識しているのでしょう。もしかすると、自分が対局するときに備え、報道陣の多さや異様な雰囲気に慣れようという目的もあるのかもしれません。とにかく、佐々木五段が気合が入りまくっていることは間違いありません。

 今日に続て、次世代を担う天才同士の一局、藤井聡太四段対佐々木勇気五段の一戦は7月2日に行われます。これは竜王戦の決勝トーナメントですので、連勝記録やライバル関係の他に、タイトル挑戦への戦いとしてもかなりアツい一戦です。今ものすごい歴史の目撃者になっていることに感謝して、観戦を楽しみたいと思います。

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