Mリーグ

 最近、麻雀界が盛り上がっている。先日、Mリーグ発足の発表があった。

「麻雀プロリーグ戦、Mリーグ開幕。数多の麻雀プレイヤー達の中から、ほんの一握りのトッププロだけが出場できるナショナルリーグが始まる。知性に裏打ちされた采配。洗練されたリーグ空間。企業とプロ契約を結び、ユニフォームを纏ったMリーガー達がチームの威信をかけて知を競い合う。さぁ、麻雀をあたらしい時代へ。」(公式サイトより)

 企業が、ドラフトにより各麻雀プロ団体からプロを指名しチームを構成、団体戦を戦うらしい。「Mリーグ」という名前はサッカーの「Jリーグ」を、ドラフト制はプロ野球を意識していると思う。それら国民的スポーツのように、麻雀が「マインド」スポーツとして広く国民に親しまれることを目指しているのだろう。

 Mリーグ代表理事には株式会社サーバーエージェント社長の藤田晋が就いている。サイバーエージェントはAbemaTVを設立した会社でもある。AbemaTVには「麻雀チャンネル」が設けられており、そこでは「RTDリーグ」という独自リーグが開催されている。スマホタブレットで手軽に無料でトッププロの麻雀が見られるとあって、麻雀を愛好する人たちの間では大人気の番組である。

 藤田自身も麻雀が大好きであり、昨年までプロ雀士に混ざってRTDリーグに参戦していた。今回のMリーグ発足においても、彼の情熱によるところが大きかったのではないかと思う。

 麻雀と言うと、賭け事やギャンブルというイメージを持つ人が多いのではないか。麻雀漫画によくある、「裏」で多額のお金を賭けて打つ、ヤクザの代打ちとして打つ、そういうことを連想する人が多いのではないか。藤田は麻雀に付きまとっているそのようなイメージを払拭したいらしい。そのため今回のMリーグでは賭けが行われている雀荘を経営しているプロ雀士を指名してはいけないルールになっている。麻雀を国民的マインドスポーツとして普及させていくには、イメージの転換が必要だと考えたのだろう。

 筆者も麻雀が好きである。手作りや押し引きなどのゲーム性が面白いのは言わずもがな、牌の指触りも好きである。また自分で打つだけでなく、上に書いたRTDリーグなどを観戦するのも好きである。プロ雀士には魅力的な人がたくさんいるし、応援するのが楽しい。今回のMリーグ発足により、魅力あふれる麻雀が広く普及することを願っている。